連隊長(れんたいちょう)
私の2期先輩の渡辺さんの通称。「隊長」とも。
渡辺さんが入学前の数年間、自衛官として国防に従事していたことによる。師団長でも大隊長でも中隊長でもなく、なぜ連隊長なのかはなぞ。渡辺さんが練馬の普通科連隊に所属していた故か。
夏合宿恒例の「きもだめし」で「脅かし役」として渡辺さんの見せた神出鬼没のゲリラ活動は、完璧に施された迷彩とともに伝説。
ローディ(ろーでぃ)
銀座のはずれ、銀座INZ2(旧有楽フードセンター)内にあった日立のショールーム「ヤングプラザ」で行われていた公開DJの通称。番組の正式名称は「大学DJタイム」。
中大アナ研の担当は毎水曜日で時間は午後5時半から6時15分まで(だったっけ?)、その後、6時から6時半(これもあまりよく覚えていないが)に短縮された。公開と言ってもオーディエンスはほとんどアナ研メンバー。DJ後はその上のフロアーにある喫茶店「凱旋門」でモニター会を行っていた。
モニター会を終えると皆で新宿に繰り出し、担当者慰労を主旨とする飲み会。アナ研では、この飲み会で担当者をがぶがぶに飲ませることが最大の慰労とされており、担当者は担当者で(必ずしもみんなではないでしょうが)、その場でげろげろになることが最大の名誉と感じていた。私が「へび」になったのもその飲み会でのこと。
入会して初めて担当する時のことを特に「デビュー戦」とよび、指南役の先輩と対で行う。その後、一人で初めてしゃべりを担当するときのことを「一人デビュー」、試験中で誰も見に来ないし、担当したがらない時期に行うDJのことを「消化ローディ」などと呼んでいた。
ろくでなし
ろくでもない人のこと。
アナ研では特に「商・貿」(→別掲)を中心とする主流派の精神的指導者に与えられる尊称で、例うれば、チベットのダライ・ラマみたいなもの。代々受け継がれるはずだが、今はもう断絶か。初代「ろくでなし」は3期上の内田雅之さんで2代目は同期の花井。
ろくでなしの象徴は飲み会のふり(→ローディ、合宿の酒、F)で、「○○○〜○○○〜、ろっくでなしぃ〜○○○〜○○○〜、ろっくでなしぃ〜」「Go!Go!Let’S Go!○○○!!」。曲は元阪神タイガース真弓明信氏のテーマ(ミッキーマウスマーチ)で○のところに「うちだ」「はない」といった名前が入る。このとき、グラスを両手に持って、左右交互に口にする。もちろん、その際は「精神的支柱・ろくでなし」としての飲み方(→お酒の正しい飲み方)にのっとって一気飲みを行わなければならない。
(原案:尾山編集委員)